心の根っこにある3つのもの
【それいけ!保育の旅】1日目。
若草幼稚園に行きました🌱
園庭についた時
私たちの目の前に飛び込んだのは、
手をあげて、横断歩道を渡る子どもたちだった。
”園庭と園舎が横断歩道を挟んであること”
に私たちは驚いた。
ここではどんな保育を行われているだろうか?
気になった私たちは園庭へと招かれた。
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「保育は話さないとわからない、まぁ座りなさい。」
理事長先生からのこの一言で始まった。
園庭で子どもたちがのびのび遊ぶ中、
ゆったり座る理事長先生を囲むように
私たちは座った。
あ、ここで保育についてお話しを聞けるんだ!
と驚く私たち。
その時
理事長先生が呼吸をするように静かに
”自分で決めること”
”自分のことを自分で決める権利”
が大切。
そのために心の根っこを幼児期に育てることが大切なんだよ
ここの園では心の根っこを育てることを
大切にしている。
と優しく教えてくれた。
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【根っこにある3つのものとは】
1つ目は、自己肯定
(=自分を自分で大切にすること)
2つ目は、価値観
(自分にとって何が大切で何が大切ではないか見極めること)
3つ目は、感性
(何が美しくて何が汚いかを感じることができること)
”この心の根っこにある3つを育てること”
が大切であると教えて頂いた。
安心感があることで心の根っこ(自己肯定・価値観・感性)を
子どもが自らの力で育てることに繋がることを教えて頂いた。
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<子どもが安心感を持って生活するためには?>
”保育者が子どもの呼吸に合わせること”
が大事だそうだ。
子どもと呼吸を合わせるとは、
子どものペースに合わせてゆっくり歩く
子どものペースに合わせてゆっくり話す
ことが挙げられていた。
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<環境の創り方>
”4〜5人で遊ぶ”
というコンセプトの元
園庭も保育室も環境が作られていた。
ここはとってもインパクトがあった。
園舎に入るとすぐこの小さなお家のような空間に出会うことができる。
ここの中に私たちも入ってみた!
「安心感あるね」
この言葉が私たちの間で飛び交った。
「きっと子どもたちもこんな風に感じるのかな?」
「もしかしたら全然違う風に感じるのかな?」
私たちの想像は膨らむばかりだった。
また、保育室にはこんな空間もあった。
ここは1〜2人で
ゆっくり静かに活動をしたい子ども
に向けた空間であった。
座ってみると
”視界が狭くなった!”
座ると視界が狭くなる
これって座ってみないとわからないことなんです。
”たまに1人になりたい”
”でも、みんなと離れたくもない”
この2つを両方叶えてくれるような環境だった。