様々な”つながり”
【それいけ!保育の旅】1日目。
3歳児1クラス、4・5歳児1クラスという
小規模の幼稚園。
”小規模の幼稚園では
どんな保育が行われてるのか?”
こんな思いを持って私たちは愛媛へと向かった。
大きな緊張と期待で
私たちの心はいっぱいだった。
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”うちは地域の人に大切にされている
幼稚園なんです”
先生からお話しを聞く中で、
この言葉がとっても印象的だった。
園外保育に週2回いくこと(火曜日と木曜日)
が坂本幼稚園の特徴の1つ。
園外保育に行った時の
子どもたちの思い出の足跡が
”お散歩マップ”である。
【おさんぽまっぷ】
”世界に1つだけの地図”
このお散歩マップを見た時、
私たちはそう感じた。
学期別で作られいて、
ここには日付やその時の子どもの写真が掲載され、
園外保育で子どもたちがどのような活動をしたのか
をいつでも振り返ることができる
いつでも子どもと一緒に
日々の出来事を振り返ることのできる
お散歩マップはとても素敵だった。
地域との繋がり
【おさんぽまっぷ】からは
地域の人との繋がりの深さも感じた。
お散歩マップには、
芋掘りやトマトの収穫での出来事、
子どもたちと地域の方が
野菜を一緒に育てた時の様子
などが載っていた。
また、
御神輿を子どもたちが作り、
作った御神輿を子どもたちが担ぎ
地域を回る。
この姿を見た地域の方が
子どもたちに声をかける様子も載っていた。
このようなお話しからも坂本幼稚園の子どもが地域の人から
大切にされてることが感じられた。
この”つながり”はどこから生まれるのか?
”運動会は子どもたちが招待状を届けます”
運動会の時には、子どもたちが
手作りの招待状を
地域の方に届けにいく
というお話を聞いて私たちは驚いた。
幼稚園の行事に地域の方を招くだけでなく、
子どもたちが地域の文化祭などの
地域の活動に参加することもあるそうだ。
”うちは地域の方に大切にされている幼稚園なんです”
教頭先生方お話しを聞く中で
この言葉の背景を知ることができた。
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隣接している小学校
幼稚園と小学校が同じ敷地に隣接していること
が2つ目の特徴であった。
その為、
幼稚園の子どもと小学校の子どもの
交流活動を目的とした【計画案】が年間を通して作成された。
【計画案】は幼稚園の先生と小学校の先生で
話し合って1年間の方向性を決めるそうだ。
そして、年度末にはお互いにフィードバックを行い
翌年に活かしていくそうだ。
このように
3歳から12歳までの”つながり”のある支援
を行えることも
坂本幼稚園の特徴であり、魅力だった。