soreikehoikuのブログ

日本各地の保育園、幼稚園、認定子ども園の見学にいきました🌱その中で、私たちが感じたことを発信していきます❣️

今、何したい?

【それいけ!保育の旅】3日目

 

今日は、

山の子ども園うしのしっぽへ見学に行った。

 

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ナビで調べてもわからないほど

山の中にある園。

 

”どんなところなんだろう”

 

期待を膨らませながら

駐在所で待ち合わせをし、

園バスについていく私たち。

 

どんどん山道を登って行った。

 

山道を

右に曲がったり

左に曲がったり

道なりに進んだり

 

ぐんぐん山の上に登っていく。

 

ここかな?と思いきや

まだまだ先。

 

 

 

 

”一体どこにあるんだろう”

 

想像ばかり私たちは膨らんでいく。

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 【今日はどこで遊ぶ?】

毎朝、この言葉から子どもたちの遊びが始まるみたいだ。

子どもたちで話し合い

 

”ここにしよう!”

と決まると子どもたちは移動する。

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この大自然の中から子どもが

今日選んだ場所は、

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ここでだった。

 

昨日、

弓矢を作った続きで

今日は的が作りたい

となり、

子どもたちはまとを作っていた。

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これが実際に子どもが作ったまとだ。

 

 


このように

どこで

何をするか

毎朝、子どもが話し合って遊ぶことが

当たり前になっていた。

 

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【自分と向き合うこと】

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1回目ここを跨ごうとした

でも、足がひかかってしまった

2回目少し高く飛んでみた

片足だけ超えることができた

3回目

少し下がって助走をつけて飛んだ

 

そしたら

飛び越えることができた

 

 

 

 

こんな素敵なストーリーがこの写真には

詰まっている。

 

誰かに何かを伝えるわけでもなく

自分の中で考えて

変化していく子どもの姿を見た

 

この時、

 

 

 

 

 

 

心の中で”すごい”と叫んでしまった。

 

 

 

ここを飛び越えるために

3回も挑戦できたこと

そして、

1回1回行動に変化があったこと

 

きっと自分と向き合って

会話をしていたんだうろう。

 

 

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【保育者の立つ場所】

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この保育者の姿から何を感じるだろうか。

 

 

 

子どもたちが夢中になって遊ぶ姿

それを見守る保育者

 

 

 

 

この姿から私たちは考えさせられた。

なぜかというと、

子どもを見守るということは

子どもの側で子どもの様子を見守ることである

と私たちは思ってしまっていたからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、ここは違った。

 

 

 

常に保育者と子どもの距離感はこれくらい。

 

 

 近いわけでなく

かといって

離れているわけでもない

子どもの声に

すぐに応えることのできる

この距離感。

 

 

 

 

この様子を見た時、

 

 

見守ることって

子どもの側にいって

一緒に活動を共にすること

だけでなく、

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもの声にすぐに応えることのできる

 

 

 

 

この距離感なのではないかと思った。

 

 【あったかい】

 

 

ご飯を食べる時、

誰と食べますか?

どんな風に食べますか?

 

ここで子どもと

食事を共にするんです。

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みんなで配膳をして

みんなで座って

 

 

 

 

 

 

「いただきます」

 

 

 

そしてたわいもない会話。

子どもたちがお話をして

保育者もお話しをして

いろんな声が音が聞こえる。

ここの空間全てがあったかかった。

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 給食もここで取れたもの。

 

ただご飯を食べるだけ。

でも、ここにいると不思議と

食事ってとってもあたたか時間なんだと感じた。

 

 

 

食事をとる時間も子どもの心を豊かにする時間

なんだと私たちのこの体験から

学ぶことができた。