soreikehoikuのブログ

日本各地の保育園、幼稚園、認定子ども園の見学にいきました🌱その中で、私たちが感じたことを発信していきます❣️

お寺にある園が大切にする2つのこと

【それいけ!保育の旅】4日目の午前。

 

京都市内にある

幼保連携型認定こども園に行った。

 

Google先生の教えてくれた道で

園に向かって歩いていると

お寺の入口へと案内された。 


自転車の青年
登校途中の高校生
ジョギング中のおじさん

 

日常に溶け込んだお寺の中

 

車は通っておらず

お寺の雰囲気が神秘的な場所

 

ここに

 

子どもたちがのびのびと過ごす

今回の園がある。

 

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まず、始めに案内されたのはホール

 

この園では毎朝、仏像の前で

礼拝を行っているとお聞きした。

 

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園舎にあった「のの様」

 

案内して頂いた先生に

大きく分けて2つのことをお聞きした。

 

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自分の心と体を知る

 

この園では、
0歳児から布のパンツを履いているとお聞きした。
 
 
それは、自分の心と体を知るためにだという。
 
 
布のパンツは履くと
”気持ちがいい”と感じ
  
その分漏らした時は
”不快”に感じる
 
それを繰り返す中で自ずと漏らす前に
「ちっちでそう」と言葉や仕草で
保育者に伝えられるようになっていく
 
  
そのため、
ここの園はおむつが取れるのが早いという。
 
 
早く取ることが目的ではないが
自分を知る経験が豊富だからこその
結果となっている。
 
 
「自分の心と体の状態が分かり、
それを人に伝えていく
この経験が大事なんです」

 

 

このように先生は言っていた。

 

先生の言葉を象徴するようなエピソードを
お聞きすることができた。
 
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愛されること・愛すること

 
2つ目として
 
この園で1番大切にしていることをお聞きした。
 
 
それは
子どもが経験すること二つ
 
 
愛されること
 
愛すること

 

 

すべての子どもが、あるがままにそのままで

「愛されること愛すること」を存分に経験し、

人としての自信と誇りを持つ

という保育理念がこの園にはある。

 

 

人のことはもちろん大事

でもまずは自分の事を大事にすること

そうでなければ人のことを大事にはできない。

 

 

そして、自分を大事にすることは

人から大事にされないとできない。

 

この経験をたくさんさせてあげたいと

先生からお聞きした。

 

 

日々の中で異年齢で過ごす時間がある。

 

午睡の時間では

年長さんが年少さんの側にきて

トントンすること

 

 

お散歩の時間では

先生に任された年長さんが

他の学年のお散歩に付いて行くこと

 

このことから子どもたちは

任せてもらったことで嬉しさを感じられる

 

 

愛されること・愛すること

 

 

先生たちの大切にしている思いが

このような場面からも感じることができた。